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もくぞうみろくぼさつおよびしょそんぞうつきみろくぼさつぞうぞうないのうにゅうひん
【国重文・彫刻】
本尊弥勒尊の唇は、紅をさしたかのように鮮やかな朱が塗られ、精気にあふれています。本尊弥勒尊と脇侍の釈迦(しゃか)・地蔵・不動・降三世(こうさんぜ)の五仏構成は国内では例がなく、胎内納入の印仏には、鎌倉期のおびただしい寄進者が記されています。