日本遺産
「山寺と紅花」

11月23日（土）に県立山形東高等学校で、小学生・中学生・高校生が、地域をフィールドにして学んだ「ふるさとのよさ・自慢」をまとめ、発表する「郷土Yamagataふるさと探究コンテスト」が行われました。

小学生の部門で、天童市立干布小学校の４年生が「紅花ってすごい！～紅花の魅力を伝えよう～」をテーマとして発表を行い、見事大賞を受賞しました。

学校の畑で自分たちで栽培した紅花を使って、紅花染めや料理を体験する中で紅花の赤がとても貴重であること、若菜や花びらが料理にも使えること、紅花染めの布には、体を温めたり、物を腐りにくくする作用もあることなど紅花の不思議、魅力をたくさん発見しました。

芭蕉の紅花の句碑などを通じて自分たちの地区の歴史や文化にも興味を持ち、これまで学んだことを地域の人々や山形の人々に発信したいといことでさらに活動を続けているとのことです。
これからも探究活動を続ける中で、紅花の魅力をたくさんの人に伝えてほしいです。

また、中学校部門の大賞をとった尾花沢中は、尾花沢の花笠踊りを銀山温泉などでアピールし、地域の魅力発信に力を入れてきました。

みなさんご存知ですか？

花笠踊りの花笠に飾られるお花は、紅花の紅餅を模したもの。

紅花は古里の魅力の大きな要素となっていますね。

～日本遺産「山寺と紅花」の構成文化財となっている紅花関連の文化財はこちらです～

・紅花畑の景観
・紅餅の製作技術
・紅花屏風
・紅花まつり
・紅花染め衣装
（亀綾織絹地鶴亀ニ松竹梅福寿模様藍ニ墨ト紅曙染女中裁祝着、揚柳上布地籬ニ春花模様藍墨ト紅ノ曙染単大振袖、元禄紅花染小袖、縮緬紅花染振袖A、縮緬紅花染振袖B）