日本遺産
「山寺と紅花」

【尾花沢市】第19回雪のラブレターを募集します!

イベントお知らせ /

~あなたの胸にそっとしまっておいた想いや
 ロマンチックな夢の夢のお話しをお聞かせください~

「花笠踊り」の発祥地、山形県尾花沢市。
松尾芭蕉は、「おくのほそ道」の旅の途中でここ尾花沢に立ち寄り、10泊逗留した後に山寺に向かいました。
芭蕉は旅の中で一番長く滞在し、地元の俳人達と交流をもつなどして、心も体もゆっくり休ませました。

尾花沢で詠まれたといわれる句の中に、

「眉掃きを

俤にして

紅粉の花」

という有名な句があります。

やがては女性の唇をいろどる料となる紅花。
その花の形も、女性が化粧に使う小さな刷毛(はけ)、あの眉掃きの形を彷彿と思い浮かべさせる、なまめかしくもやさしい感じをただよわせて咲いている紅花の花よ。

この恋の匂いを帯びている句。
もしかして、だれか好きな人を思い浮かべながら詠んだ句かも…。

【「第19回雪のラブレター」募集概要】
・俳句の部:芭蕉の気分になり、雪にちなんだ恋の句をお寄せください。

・恋文の部:雪にまつわる恋のはなしや想い、エピソードなどを120文字以内にしてお寄せください。

◆応募方法
応募フォーム、また封書やハガキでの応募も受付けております。
住所・氏名(ふりがな)・年齢・性別・電話番号・職業(または学校)・メールアドレス(任意)を明記し、下記宛先までお送りください。
作品掲載の際にペンネームを希望する方は、上記の他にペンネームもご記入ください。

・各部門3点まで。
・応募作品は自作・未発表のみとし、偽名応募・類似応募は禁止とします。
・応募作品の返却はいたしません。
・応募作品についての諸権利を尾花沢市が有します。
・雪のラブレター事業により知り得た個人情報は、
尾花沢市の観光振興に関すること以外には使用いたしません。

応募フォームはこちらから(尾花沢市のHPにリンクします)
俳句の部

恋文の部

締め切り:令和2年2月14日(金)当日消印有効

宛  先 :〒999-4292 山形県尾花沢市若葉町1-2-3
尾花沢市役所商工観光課内 『雪のラブレター』係

賞 :大賞各1作品、優秀賞各2作品、佳作各3作品

発 表 :令和2年3月下旬
(市のホームページ等で発表いたします。また、入賞された方には直接通知いたします。)

審査員 :恋文の部 岡崎由紀子氏(脚本家、日本脚本家連盟理事、山形市出身)
俳句の部 大類つとむ氏(山形県現代俳句協会会長/俳誌「陸」「街」同人)

問合せ先:尾花沢市商工観光課
TEL:0237-22-1111(内線252)/FAX: 0237-22-3222

主催:尾花沢市

共催:(一社)尾花沢市沢市観光物産協会 協賛:日本郵便株式会社 尾花沢郵便局

副賞について
•大  賞  賞状及び副賞(尾花沢特産品詰合せ3万円相当)
•優 秀 賞  賞状及び副賞(尾花沢特産品詰合せ5千円相当)
•佳  作  賞状及び副賞(尾花沢特産品詰合せ3千円相当)

★雪灯りで見る雪のラブレター★
俳句の部の入賞作品は、次年度の雪まつりの会場で、雪灯篭にして展示いたします。

詳しくは尾花沢市HPをご覧ください。

~芭蕉の句「眉掃きを 俤にして 紅粉の花」の句碑は、日本遺産「山寺と紅花」の構成文化財です~

◆◇尾花沢市で見ることのできる構成文化財は以下のとおりです◇◆

最上川
県土を貫き日本海に注ぐ母なる川。流域面積は山形県の面積の約75%にあたり、日本三急流の一つ。最上川の氾濫原と朝霧や朝露が降りやすい気象条件が紅花栽培に適し、沿岸の集落が紅花の主要な産地となりました。紅花は最上川舟運により上方に運ばれました。

花笠まつり
威勢のいい掛け声と花笠太鼓の勇壮な音色の中、山車を先頭に、あでやかな衣装の踊り手が花笠を手に豪華な群舞を繰り広げる山形の夏まつり。花笠は、紅餅を筵(むしろ)に広げて干す様子を表しており、踊り手が練り歩くさまは一面の紅花畑が広がる光景を再現しています。

芭蕉、清風歴史資料館(旧丸屋鈴木家住宅)
江戸時代、紅花商人(豪商)として活躍した鈴木清風を紹介する資料館。江
戸時代の創建で、土蔵造りの「みせ」には、防火扉の蔀戸をつっており、母屋は雪国に特有な通り土間を設けた中門造りになっています。俳人でもあった清風に山寺参詣を勧められた芭蕉はその道中、紅花畑や山寺で名句を残しました。

ひな市(ひなまつり)
紅花交易の帰り荷として当地に残る雛人形は、毎年2~4月に各地で開催されるひな市に合わせ、自宅や蔵などを開放して雛人形を公開します。ひな市は当地の春の風物詩。露店が立ち、にぎわいます。

尾花沢雅楽 尾花沢市指定
江戸時代、紅花交易が盛んだった頃、最上川舟運を介しもたらされた宮廷の風雅な調べが念通寺を中心に伝承されています。尾花沢の鈴木久左衛門家に与えられた雅楽88曲、伝授された免許状が今も残っています。

尾花沢まつり囃子 尾花沢市指定
花笠まつりの初日(毎年8月27日)に行われる諏訪神社祭。その祭り囃子は紅花交易が盛んだった頃、最上川舟運を介しもたらされた宮廷の流れをくむ組曲。尾花沢の鎮守諏訪神社の遷宮式を祝う催し物の一つとして奉納されたといわれています。

芋煮
江戸時代、紅花を運んだ最上川の船頭が、地元の里芋と帰り荷の棒鱈を京都の料理を参考に甘辛く煮て河原で煮て食べたことが発祥と伝わる当地の郷土料理。河原で食す「芋煮会」は山形の秋の風物詩。現在の牛肉スタイルになったのは明治の初期とのことです。

おみづけ(近江漬け)
江戸時代、当地に移り住んだ近江商人は堰に流れる野菜くずも無駄にせず、青菜、大根葉、かぶの葉を細かく刻んで、合わせて塩漬けにしたのが始まりとされています。「近江漬(おうみ
づけ)」がなまって「おみ漬け(おみづけ)」となったといわれます。

 

 

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