日本遺産
「山寺と紅花」

紅花染め暖簾(のれん)を作りました

レポート /

5月23日、山寺館において、紅花染めの暖簾(のれん)を作りました。

講師は、県内外で子どもたちに向けた染色のワークショップなどをされているTaroさんです。

材料は、
■ 紅花の乱花
■ 生地
■ 炭酸カリウム
■ 酢

乱花をどっさり準備しました。

こちらの布を染めていきます。

まず、紅花の乱花を木綿の袋等に入れ洗ってもみこむと、黄色い水溶液が出てきます。

黄色の水溶液を流してもみこみ続けると、花びらから黄色の色素が抜け、オレンジや黄色だった紅花が紅色になってきます。

この水溶液に炭酸カリウムを加えて待ちます。

水溶液を取り出し、布を入れ染めます。

布を取り出しお酢を加えると・・・

布がオレンジからきれいなピンク色に!
(左:酢を加える前 右:酢を加えた後)

水洗いして仕上げます。

とってもきれいな暖簾ができあがりました。

今回は絞り染めにしています。

こちらの暖簾、近日中にオープンする山寺のとあるお店でディスプレイされる予定です。

こちらのお店の情報についても、後日お知らせいたします!